股関節の痛み

股関節の痛み_アイキャッチ

 

股関節の痛みはどうして起こるのでしょう?

股関節の痛み_図解股関節は、骨盤の寛骨臼と言うくぼみに、太ももの骨である大腿骨の骨頭がはまり込む形で形成されています。
関節面には軟骨が存在し、それにより滑らかな動きを可能にするだけでなく、自重やさまざまな衝撃を吸収するクッションの役割を果たしてくれています。

変形性股関節症では、この関節軟骨がすり減ってくることで動きづらさや痛みなどの症状が現れてきます。
変形性股関節症は、加齢によるものばかりでなく、臼蓋形成不全発育性股関節形成不全などの生まれつき、あるいは新生児の時期に起こる疾患を原因として発症します。

股関節の痛みを発症する疾患として最も多くみられるのはこの変形性股関節症ですが、それ以外にも、弾発股FAI(大腿骨寛骨臼インピンジメント)特発性大腿骨頭壊死症一過性大腿骨頭萎縮症骨腫瘍関節リウマチなど、さまざまな疾患が股関節の痛みを引き起こします。

また子どもでは、単純性股関節炎ペルテス病大腿骨頭すべり症といった特有の股関節疾患を引き起こすことがあります。
高熱を発症し、全身の強い倦怠感を訴える化膿性股関節炎は大人にも子どもにも見られる疾患です。
この場合は、早急に専門の医療機関を受診する必要があります。

股関節の痛みに対する施術

 

股関節の痛みチェックこのように股関節の痛みと言ってもさまざまな疾患が考えられるため、原因を見分ける鑑別が重要となってきます。
当院でも、レントゲン検査や血液検査を必要と考える症状に対しては、積極的に整形外科医への紹介を行なっています。
その上で、徒手療法(リハビリ)が適応となる疾患に対しては、関節面の適合性を整えることを目的として、関節モビライゼーションを行ったり、筋肉の緊張を緩和するためにトリガーポイント鍼療法や筋筋膜リリースを行い、症状の改善を図っていきます。