40肩でも50肩でもないけど、とにかく肩が痛い!~それって、上腕二頭筋長頭腱炎かも~

1月は「行く」、2月は「逃げる」、3月は「去る」とも言われますが、時の流れは早く、まったくその通りだとうなずかざるを得ません。
だるま市も終わり、1月も終わろうとしているここ青梅駅前です。

ここ最近、肩の痛みを訴える方を多く診てきました。
肩の痛みと一口で言っても、痛めている組織によってその病態はさまざまです。
今回は「上腕二頭筋長頭腱炎」についてお伝えしていきます。

上腕二頭筋長頭腱炎とは

上腕二頭筋は、肘を曲げた時に「力こぶ」として隆起する筋肉のことです。
上腕二頭筋は肩から肘にかけて走行していて、肩側では長頭腱と短頭腱の2つの腱に分かれます。
この筋肉は、肘を曲げたり、手のひらを上に向けたりといった動作の他に肩関節を安定させる働きをしています。

長頭腱は、上腕骨骨頭にある結節間溝という溝の中を、ちょうどきしめんのような平べったい形で通過しています。
このため、摩擦による影響を受けやすく、短頭腱よりも負担がかかりやすいと言えます。
野球の投球動作やテニスのサーブ、バレーボールのアタックのように腕を上から振り下ろす動作において、この「きしめん」に強い張力が繰り返し加わることで、同部に炎症を引き起こしたものが「上腕二頭筋長頭腱炎」なのです。

 
症状には、以下のようなものがみられます。
  • 痛みにより手を挙げにくくなるが、40肩や50肩のように挙がらないわけではない
  • 肩の前側に痛みがある
  • 腕を背中に回そうとすると痛む
  • 手を反対の肩にふれようとすると痛む

の施術

対処としては、運動をした後で患部に熱をもっているような時はアイシングも有効ですが、日常的には温めてあげた方が良いでしょう。
痛みの強い場合は、痛みを誘発する運動を避けて、炎症の沈静化を図ることも大切です。
 
その上で、当院では、上腕二頭筋長頭腱の滑走を改善することを目的として、周辺の筋肉を含む軟部組織の硬さを緩める手技療法を行っています。
関節モビライゼーションで肩関節の動きを改善し、筋筋膜リリースおよびトリガーポイント療法にて軟部組織の緊張緩和を促します。

40肩や50肩ではなく、レントゲンやMRI検査でもとくに異常の認められないような肩の痛みは、この「上腕二頭筋長頭腱炎」も考えられます。
ぜひ参考にされてみてください。

 
 
 
 

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当院では、国際的な足の権威たちも推奨する個人個人に合わせたオーダーメイドのインソール(足底板)も作成しており、あなたに合ったインソールを使用することで根本的な改善を図っていきます。

ご興味のある方は、ぜひ当院までお問い合わせください!

 

住所:東京都青梅市本町130-1
ダイアパレスステーションプラザ青梅102-2
最寄り駅:JR青梅駅
TEL : 0428-24-5608

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