9月に増える肩こり・腰痛・関節痛…気温差に負けないセルフケア

9月に入ると「朝晩は涼しいけれど、日中はまだ蒸し暑い」という日が増えてきます。

こうした寒暖差によって体調を崩す方が多く、特に肩こりや腰痛、

関節痛の悪化を訴える方が増えるのもこの季節の特徴です。

皆さんも「最近なんだか体が重い」「同じ姿勢がつらい」と感じていませんか?

気温差が不調を引き起こす理由

気温差が大きいと、自律神経が乱れて血管の収縮がうまくいかず、

血流が悪くなりやすくなります。

血流が滞ると筋肉は酸素や栄養を受け取りにくくなり、硬くこわばってしまうため、

肩こりや腰痛の症状が出やすくなるのです。

また、関節も冷えによって動きが悪くなり、階段の上り下りや立ち上がり動作で

痛みを感じることがあります。

セルフケアの基本は「冷やさない」

まず大切なのは「体を冷やさないこと」です。

特に女性やデスクワークの方は冷房の影響で足腰が冷えていることが多いので、

膝掛けや靴下で下半身を温める工夫をしましょう。

夜はシャワーだけで済ませず、ぬるめのお風呂に

10分程度浸かることで全身の血流が改善し、筋肉も緩みやすくなります。


軽い運動で血流アップ

次に「軽い運動」を心がけることです。

いきなり激しい運動をする必要はありません。

朝起きた時や仕事の合間に、首をゆっくり回す、肩を上下にすくめる、

腰を軽くひねるといった簡単なストレッチで十分です。

筋肉がポンプのように働き、血流が良くなることで肩こりや腰痛の予防につながります。

姿勢を整えて負担を減らす

「正しい姿勢」を意識することも重要です。

気温差で体調が不安定になると、無意識に背中を丸めたり、

足を組んだりといった悪い姿勢が増えます。

パソコンやスマホを見る時間が長い方は、椅子に深く腰掛けて背筋を伸ばし、

目線を上げるようにしましょう。

姿勢を正すだけで首や肩への負担が減り、関節への余計なストレスも和らぎます。

食事からも体をサポート

食事面ではビタミンEを多く含む食材(アーモンド、かぼちゃ、鮭など)を

意識すると血行促進に役立ちます。

9月はちょうど秋の味覚が出始める時期ですから、

旬の食材を取り入れながら体を中から整えるのもおすすめです。

まとめ

気温差による肩こりや腰痛、関節痛は「季節だから仕方ない」と思われがちですが、

日々の小さな工夫でかなり軽減できます。

9月を快適に過ごすために、冷え対策、軽い運動、正しい姿勢、

食事の工夫をぜひ実践してみてください。

もし「セルフケアをしてもなかなか改善しない」「痛みが強くなってきた」という場合は、

早めに専門家に相談することも大切です。

無理をせず、ご自身の体を労わりながら秋を元気に乗り切りましょう。

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