【症状別施術法】腱鞘炎

腱鞘炎は、非常に治りにくい症状だと思われています。
それは、腱鞘炎が使い過ぎによって起こり、痛くてもその使い過ぎを休めない、ということが背景にあります。
使い過ぎて痛くなったものを、同様に使いながら治していくということは、ちょっと矛盾しているのではないでしょうか?
一ヶ月ほど、痛めたところを休める覚悟をしていただければ、腱鞘炎は十分改善していきます。
そんなに休めない!ということであれば、整形外科で手術を受けるという選択肢もあります。
当院では、週に2~3回、一ヶ月ほどの通院をオススメしています。
▼ 「腱鞘炎」の主な原因と症状
関節を動かすのは筋肉ですが、その筋肉の力を四肢の先端に伝える紐状のものを腱といいます(例えば、アキレス腱の腱がそうです)。
この腱は、腱の浮き上がりを抑える腱鞘(けんしょう)というトンネルの中を通っていて、この腱と腱鞘の間に起きた炎症を腱鞘炎といいます。
最も一般的なものは狭窄性腱鞘炎で、その代表的な病名が、「ばね指(弾発指)」と「ドゥケルバン病」です。
・ばね指(弾発指)~手指の屈筋腱に起こります(すべての指に起こり得えます)
・ドゥケルバン病 ~手首の親指側に起こります。
親指を曲げると、親指を伸ばすための腱は手首側に引っ張られ、伸ばすと爪側に引っ張られます。その時、腱は腱鞘の中を滑っていくのですが、腱や腱鞘が炎症を起こしていると、擦れて痛いわけです。
しかも腫れて太くなっているので通りにくくなっています。ひどくなると通り抜けできなくて、無理に通した時に"カクン"とか"パキン"とか音がします。
もっとひどくなると曲がらない、もしくは伸びない、といった状態になります。
ばね指とドゥケルバン病以外にも、手首の小指側、肘などに腱鞘炎を起こすことがあります。
これら腱鞘炎の発症原因は、関節リウマチなど特殊な場合を除いて、"使い過ぎ"による腱と腱鞘の間に起きた機械的な炎症です。
育児をしているお母さん、毎日調理をしている方、配膳をするウエイトレスさん、日常的に家事をしている主婦の方、これらの方のように日々、手を酷使している方たちに見られるのが腱鞘炎です。
▼ 当院の「腱鞘炎」の施術方法
前述したように、腱鞘炎の発症原因は、"使い過ぎ"によるものです。
このため、ある程度患部を安静に保つために、キネシオテーピングや腱鞘炎専用のサポーターを用いて固定を行います。
その上で、炎症の鎮静化を目的とした関節の調整を行います。
また、患部の自己修復力を高めるため、電気療法、温熱療法を併用します。









